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              徒 然 雑 記 2006










  「当サイトをご覧いただいている皆様へ」 20061204

 もう季節は初冬になり、昨日とうとう氷見の街で初雪が降った。早朝のごくわずかな時間だけであり、気象台などでは、まだ初雪と見なしていないかもしれない。しかしこの目でボタボタ降る雪を目撃しており、少なくともわが家周辺では、初雪が観測された。

 さて、今回は拙サイトをご覧いただいている皆様へ、ひとつお詫びをしなければならない。
 これまで「不知の森」は、毎週更新することを暗黙の了解事項としていた。雨の日も風の日も雪の日も、毎週必ずネタを探し、独力で掲載し続けてきた。しかしそのために、病気で体調不良の時や、仕事がひどく多忙な時などでも、無理してなにか書こうとした結果、全然内容のない、申し訳程度の記事が散見するようになってしまった。
例:「多忙につき」20061113 「近況について」20061009 「流行性感冒その一」
  20060130  等々
 これでは義務感に駆られるあまり、みすみすサイトの質を落としているようなもので、独り相撲も甚だしい。
 今年は特にサイトを少々リニューアルしてから、公私とも多忙で自分の時間がなかなか取れなくなった (「ちょっとリニューアル」 20060626参照)。これ以上がんばって毎週更新する必要があるのか、疑問に感じている。以前、「がんばらないあきらめないを主義として、これからも長くサイトを運営して行きたい」と書いたけれど(「祝!やっとこさ5000アクセス」20050911参照)、長く続けたいなら無理は禁物だろう。
 従って今後は、あまりがんばって更新することは止め、内容をもっと吟味し、書くに値するものがある時だけ、心を込めて記事を掲載するようにしたい。
 まことに勝手ながら、このような事情で、これからの更新は不定期になります。なにとぞご寛恕ください。

  《お詫び》

 たいへん申し訳ありませんが、以後「不知の森」の更新は不定期になります。  ただし決して休止したわけではありませんので、お暇な折りにでも、時々ご覧いただければ幸いです。



  「岩瀬行」 20061127

 よく晴れた文化の日、かねてから行楽の候補地に挙がっていた、富山市・岩瀬へ行ってきた。お目当ては二つあり、ひとつは蕎麦で、もうひとつは「富山ライトレール」だった。
 なぜか岩瀬には評判の高い店が何軒かあり、蕎麦には目がないわたくしには、憧れの地となっていた。さらに岩瀬には、富山県内でも有数の酒造メーカー・桝田酒造店があって、満寿泉(ますいずみ)を造っている。言うまでもなく、日本酒と蕎麦はこの上もなく相性が良いので、考えただけでも垂涎ものだ。

 また今年の4月29日に開業した「富山ライトレール」は、もうすでに富山の名物と化している。これは日本における「ライトレール」第一号と呼べるもので、全国から脚光を浴びており、2006年グッドデザイン賞金賞(建築・環境デザイン部門)も受賞した。
 「Wikipedia」によれば、「ライトレール」とは「大部分を専用軌道とし、部分的に道路上(併用軌道)を1両ないし数量編成の列車が電気運転によって走行する、誰でも容易に利用できる交通システム」のことをいう。
 「富山ライトレール」では、「新潟トランシス」で製造された「二車体連節低床式路面電車」が7編成あり、虹にちなんだ七色に分けられている。

      【かっこいい富山ライトレール】
 正直言って、かなりかっこいい。特に鉄道ファンでないわたくしですら、一度は乗りたいと思うほどだ。

 というように、胸をときめかせて出発したのだが、今回家庭(息子?)の事情で、お昼を食べてから出発することにした。1時間ほどの道中、
「3時のおやつのお蕎麦かな」
などとのんきなことを言っていたけれど、実は一抹の不安があった。名店の蕎麦ほど、すぐ売り切れてしまい、休日の3時までモノがあるか心もとない。2時頃目的地へ着くと、やはり蕎麦は食い尽くされていて、当初の目的がひとつ、もろくも崩れ去った。
 またあまり土地勘のない場所だったので、どこから「ライトレール」に乗るかで議論があり、はじめは終点から終点までなどと、これまたのんきなことを言っていたけど、けっきょく時間の都合で2区間ほどしか乗れなかった。あまつさえ親父は、車を岩瀬駅まで配送しなければならず、憧れの「ライトレール」に乗ることすらできなかった。しかしおかげさまで、乗っていれば撮れなかったはずの写真を、うまく撮ることができた。

 ことほど左様に遺恨も多いけれど、「富山港展望台」はきれいだったし、国指定重要文化財「森家」はなんと無料開放していた(通常は大人¥110)。また「岩瀬カナル会館」で食べた、白エビのピザやリゾットが、けっこう旨かった。
 以上、なかなか良い行楽だったとはいえ、やはり蕎麦のリベンジに、捲土重来を図らねばなるまい。






  「多忙につき」 20061113

 もう季節も晩秋となり、先日など氷見の街中で初霰が降った。
 今月から職場で予算編成がはじまり、仕事がたいへん慌ただしくなった。他にも行事や会合などが立て込んでおり、勤務中ゆっくり休み時間を取っている暇がない。
 さらに加えて11日(土)は、年の離れた従弟の結婚式に呼ばれて、朝も早から夕方まで拘束された。まあめでたい話ではあるけれど、昼間の酒は回りが早く、なかなか醒めない。けっきょく丸一日、なにも手に付かなかった。

 本日もいろいろと予定があり、まことに申し訳ありませんが、今週の更新はこれくらいで失礼させていただきます。







  「初めての運動会」 20061030

 前回体調不良のため掲載できなかったが、もうかれこれひと月前の9月30日(土)、わが息子の通う保育園で運動会があった。
 父子ともども初めての体験であり、幼少の頃より運動会が大の苦手だった親父は、出場するわけでもないのに、前日まで不安な気持ちでいた。しかし当の本人は、まだ幼いからか緊張したそぶりすらなく、当日の朝もいつも通り、大騒ぎしながら家を出て行った。

 運動会は快晴に恵まれ、あまり広くない園庭に、ぎっしりと家族が集まっていた。
 父母や祖父母に兄弟と、一族郎党勢ぞろいで、他のご家庭ではそうとう力が入っているようだった。わが家は様子が分からないので、水筒とおにぎり程度の軽装で出かけたが、他の皆様は先生方から禁止されていたにもかかわらず、お弁当やジュース、お菓子等を持ち込んでいた。
 やはりそうだったか、わが家でも来年は見習わなければならない。

 息子はまだ未満児なので、軽く「かけっこ」と「おべんとうレース」に参加しただけだった。ただ奥様は役員を勤めている関係で、積極的に参加する必要があり、「おべんとうレース」と「なわとびリレー」に出場した。
 親父は運動会嫌いなので、今回カメラマンに徹したけれど、今後まったく参加しないわけにはいかないかもしれない。どうしてもやれと言うなら「綱引」や「騎馬戦」ならまあいいか。でもふつう保育園で「騎馬戦」をやるか?プログラムには、「あの子の帽子を取っちゃおう」などと、もって回った言い方をしていたので分からなかったが、あれは「騎馬戦」以外のなにものでもない。年長児が親父の背中に乗って、闘志むき出しにしている有様は、なかなか微笑ましいものがあった。

 しかしやはり運動会の花形といえば、「クラス対抗リレー」であろう。残念ながらわたくしは、鈍足を誇っており、こうした華々しい競技に出してもらったことがない。端から負け犬だったわけで、運動会といえば憂鬱な思い出しかなかった。
 わが息子には、あんな思いはさせたくないと願っているけれど、こればかりは天性のものなので、どうしようもない。
 ちなみに彼が出場した「かけっこ」では、後から3番目くらいだった。嗚呼。







  「近況について」 20061009

 秋も深まり、朝晩に肌寒さを感じる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 ちなみにわが家では、先週のある晩に、幼い息子が咳き込んだかと思うと、さっそくカゼをひいてしまった。奥様も喉をやられて調子悪く、当然それは近頃仕事で過労気味だった親父へも移った。5日ほど咳き込んで微熱が続き、なんとか今日になっていつも通り動けるようになった。
 秋になり少々舞い上がって、仕事や行楽に励みすぎたせいだろうか。今後しばらくは、ちょっと活動を控えめにし、体力の回復に努めたい。
 従って今回は、この程度で失礼させていただきます。







  「初めてのサーカス」 20061001

 9月17日の日曜日、
「読売新聞北陸支社発刊45周年記念事業 2006 国立ボリショイサーカス 高岡公演」
へ行ってきた。
 わが幼い息子にとって、言うまでもなく初めてのサーカスであった。ちなみに恥をしのんで打ち明けると、親父の方もサーカスへ行った記憶がない。もしかするとご幼少のみぎり、連れて行ってもらっているかもしれないが、覚えていないわけだから初体験と変わりない。

 そんな親父が自ら率先し、サーカスへ行こうなどとするわけがなく、この企画が実現した原因は、奥様の熱意に他ならない。
 夫の知らないうちに、読売新聞の懸賞に応募して、めでたくご当選された。しかしながら、あの新聞社がタダで招待券を配るはずがなく、すでに購読しているか、最低3か月新聞を取ってくれれば招待します、ということらしい。
 年来、朝日新聞を愛読している関係上、この件について家族会議を開き検討した。その結果、まあこのまま定期購読していたら、粗品ひとつ持ってこないし、この際ちょっと替えてみるのもいいか、ということになった。新規購読の景品として、サーカスのご御招待券とは、非常に豪勢だ。
 ちなみにボリショイサーカスのチケットは、全席指定で4,500円(消費税込み。3歳以上有料。大人・子供同一料金)であった。息子は膝に乗せるとして、夫婦で9,000円もする。実に読売新聞3か月分の購読料とほぼ等しいわけで、サーカス観覧の分は、丸もうけなのだった。

 そのように悪巧みしていたからか天罰が下り、当日は父子ともカゼ気味で体調が悪く、せっかくのサーカスを楽しめるか一抹の不安があった。
 しかしやはり、目の前でくり広げられるサーカスは、大の大人が見ても迫力じゅうぶんで、あっという間に2時間経過した。ただ終わりの方でわが子がむずかり出し、あれこれあやしてもご機嫌が直らず、膝に抱くのをやめ席に坐らせるとようやく落ちついた。
 そうか、「自分も一人前に扱え」と怒っていたのか。
 ただしわが子に席を取られた父は、その後20分ほど中腰の姿勢で見ていなければならず、せっかくのフィナーレ時には膝が笑っていた。いやはや難儀なサーカスでした。
 正直言って、13,500円も払い再度見たいと思わないけれど、今回はたいへんおもしろく鑑賞させていただきました。







  「久しぶりの行楽日和 ―富山市ファミリーパーク ほか」 20060911

 先週久しぶりに、朝から行楽に出かけた。
 8月はお盆行事があったり、家族が入院したり、変則勤務で奥様と休みが合わなかったり等々で、ほんとどこへも遊びに行けなかった。せいぜい隣町のスーパー銭湯で、ゆっくり汗を流してきた程度だろうか。
 わたくしとしては、夏休み期間にいくつか旅行の計画を立てていたのだが、家庭の事情でどれも実現しなかった。おかげで貯金はできたけれど、なんとも寂しい夏となってしまった。
 そこでこの秋こそ、ちょっと遊びに出なければ、ということで、9月の第1日曜日、さっそく小旅行に出かけた。とは言ってもたかだか富山市までなのだが、それでも車で1時間以上走るのは、何ヶ月ぶりだろうか。ドライブだけでも、ちょっと心はずむものがあった。

 当日は快晴に恵まれ、10時に目的地の「富山市ファミリーパーク」へ向けて出発した。幼い息子は、「高岡古城公園」のミニ動物園へたびたび行っているが、本物の動物園を体験したことがない。絵本を読む限りでは、かなり動物好きなので、実物を見てどう反応するか、親としても楽しみだった。
 しかし親父的に言わしてもらえば、動物園も良いけれど、「ファミリーパーク」の近くにある手作りソーセージのお店「メッツゲライ・イケダ」の方が興味があった。富山県内では珍しい本場ドイツ風の、ハムやソーセージ等を販売しているらしい。新聞記事やグルメ情報で見るたび、ぜひ一度行かなければと思っていた。

 当日の昼食は、家で何も用意せず、レストランなどで食べることにしていた。車の流れが良く、わりと早く富山に着いたので、とりあえずソーセージ屋さんを覗いてみることにした。洋風のこぢんまりとした外見で、店内へ入ると、手前にパンやコロッケなどの総菜が置かれ、奥の方にソーセージと肉が売られていた。奥様は入るなり、お弁当代わりにここでお昼を調達しようと即断した。もちろん異存あるはずがなく、それならお土産用とお昼用に何を買えばいいか、あれこれ検討した。
 手作りソーセージが10種類以上あり、ほんとうにどれを買えば良いか迷う。そこで最後は、恥を忍んで店長さんに、初心者なので分からないから、何か薦めて欲しいとたのんだ。その結果、お弁当用としてソーセージ2種類と生ハム、白パンとコロッケを、お土産用としてウィンナーのおすすめパック(5種類のウィンナー2本ずつ入り)を買い、締めて3千円ほどだった。今度くるときは、HP等でもっと研究しておかなければならない。
 瓢箪から駒式にできた超豪華お弁当を持って、「ファミリーパーク」へ入り、さっそくお昼をいただいた。いや、実においしかったです。ただ運転手を仰せつかっており、ドイツ風本格ソーセージに、生ビールすら付かなかったことが残念で仕方ない。当然その晩、お土産のウィンナーを食するとき、思い切り恨みを晴らしてやった。

 楽しいお昼が終わった後、いよいよ動物園を回ることにした。
 けれども久しぶりに「ファミリーパーク」へ来て、土地勘がなく、ちょっと手違いをしてしまった。メインゲートを通らず、遊園地方面ゲートから入ったせいで、電気自動車や子供列車、メリーゴーランド等で体力を浪費し、動物園へたどり着く前にくたびれてしまった。
 もう少し事前に、園内の地図や施設を研究しておくべきだった。新種の動物が増え、なかなか見所も多かったのに、わが息子は「子供動物園」でふれ合えるヒヨコさん、ハムスターさん、ヤギさんにはまってしまった。
 一番気に入ったのはヒヨコさんらしく、3時半の終了時間まで、しつこく追いかけていた。
 しかし、失礼ですけどヒヨコなんか、わざわざここまで来て触らにゃならんか?キリンさんも、シマウマさんも、トラさんも、あのレッサーパンダさんも素通りして、ヒヨコに執着するか、ふつう?
 家に帰り、よく絵本で教育し直さなければならない。

 4時頃、「ファミリーパーク」を後にし、帰り道に呉羽のあちこちで即売されている、初物のナシとブドウを仕入れ、汗まみれの体を「天然温泉 海王」で洗い流して帰宅した。
 なかなかハードだったが、行楽の秋を早々と満喫してきた。







  「お盆の臨時出費」 20060820

 もうお盆休みも終わり、またいつもの日常生活に戻ったようだ。
 今年は、姉上様ご家族ご一行が、8月のはじめ頃に帰省され、かんじんのお盆本番には誰もお客がなかった。それで早々に墓参りを済ませ、奥様も3日ほど実家へ帰り、つつがなくお盆行事は完了した。

 ただし、少々縁起の悪い話で恐縮だけれど、実は春頃からわが家の墓が壊れていた。
 なんと例の「平成18年豪雪」により、積雪の重さで墓の外棚上に貼ってあった「天場石」が落ちていた。それほどひどく破損したわけではないが、素人ではどうしようもなく、近所の石材店へ、修理を依頼することにした。
 かねて墓石などは、相場があって無きがごとくであり、業者の言い値で買うしかないと聞いている。お盆までにはなんとかする、という口約束通り、墓参りの時にはちゃんと直っていたが、果たしていくら吹っかけられるのかと心配していた。先週、いつの間にか請求書が届いており、ドキドキしながら封を開けると、下記のような金額だった。

 やはり、高い。
 しかし、今更どうなるわけでもなく、婆様と折半で支払うことにした。これで、ボーナスからへそくっていた小遣いも払底し、この熱帯夜が続くクソ暑い日々に、財布だけはめっきり涼しくなってしまった…(涙)。
 内生蔵石材店(氷見市朝日本町) 《M家墓外棚修理工事 請求書》

 外棚カズラ石コーナーステン金具 4カ所¥3,800      ¥15,200
 ステン花立うめ込型1対穴あけ 線香立1 ローソク立2    ¥13,800
 外棚天場石貼り 0.8㎡×¥27,500             ¥22,000
 取付手間 1.5人×¥24,000                 ¥36,000 
                            計 ¥87,000
                            税  ¥4,350
                           合計 ¥91,350






  「はじめての入院」 20060801

 先週の火曜日、突然わが幼い息子が入院することになった。「喘息性気管支炎」で、3日から5日ほど入院する必要があるという。
 春先の頃、風邪をひいて咳がひどく、病院で診てもらったら、喘息の気があるということだった。その時は、ごく軽症だったので、投薬だけで済んだ。しかし今回は、発作を起こしてから、あわてて救急へ走るより、入院して根本的に治療した方が良いと言われ、医師の勧めに従ったわけだ。

 今年は夏の天候が不順で、7月末になってもまだ梅雨が明けなかった。真夏日は少ないけれど、蒸し暑い日が多く、概して寝苦しかった。暑がりな息子は、毎晩布団を蹴飛ばし、夜中に何度掛けてやっても、嫌がって逃げてしまう。
 それで少々寝冷えして鼻水を垂らし、軽い咳もしていたのが、急に悪化して、月曜の夜、一晩中咳き込んでいた。でも翌朝はケロッとし、いつものように遊び回っており、ぜんぜん心配していなかった。ただ念のため診察してもらうことにしたら、即入院だった。

 まだ頑是ない年頃で、本人は何のことだかよく分かっていないようだが、家族はいささかショックだった。とりわけ奥様は、付きっきりで看病しなければならず、心身ともひどかったに違いない。まことにお疲れ様でした。木曜日には無事退院し、もう何事もなかったように、いたずらしまくっている。
 しかし我々はそれからというもの、手当たり次第、思い当たるところの大掃除に明け暮れており、休日返上なのであった。いやはや、ちょっと疲れました。

 今年は4月から、彼が保育園へ上がったり、奥様が勤めに出たりで、わが家の生活環境が一変していた。それが原因ではないにしても、やはり子どもなりにストレスを感じていたに違いなく、もうちょっと注意深く、様子を見守るべきではなかったかと、反省しきりなのだった。







  「ちょっとリニューアル」 20060626

 謹 白
 少々ごぶさたいたしておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
 当方のインターネット環境が、「ケーブルネット」から「フレッツ光」へ移行したことに伴い、いろいろやり変えなければならない事柄があり、拙サイトの更新が滞ってしまいました。
 いつもご覧いただいている方には、心よりお詫び申し上げますと共に、これからもまたご高覧いただけるよう、お願い申しあげます。
 ということで、また以前同様、拙サイトの更新に励みたい。
 ところで、それならこの半月ほど、何をやっていたかというと、以下のようになる。
  • 仕事場の引っ越し 「フレッツ光」「ひかり電話」導入に伴い、パソコンの置き場所を変える必要があり、住み慣れた二階の洋室を後にして、一階の書斎に移った。
  • 蔵書の整理 洋室にあった蔵書をほとんど下へ移した。
  • パソコンの設定 ホーム・ランの再構築。
  • 「不知の森」リニューアル
 まだまだすべて完了しておらず、八割方すんだ、というところだろうか。
 この中で、本の整理もたいへんだったが、これは昨年より徐々に取り掛かっており、時間さえあればなんとでもなる。問題はサイトのリニューアルで、ようやく光が届いたこの機会に、急遽思い立ち、前々から気になっていた部分を直すことにした。
    《主な変更点》
  1. アドレス変更 新URL「http://homepage2.nifty.com/sirazu/」
  2. プロバイダ移行 「氷見・羽咋ケーブルネット」「Yahoo!ジオシティーズ」を止め、「@nifty」へ移行する。これで「自然」コーナーに、変な広告が入らなくなった。「@nifty光withフレッツ」では、100MBまで無料。全部で今のところ18MBほどだった。
  3. フレーム削除 ホームページのフレーム挿入は、初心者がはまりやすい落とし穴で、アクセスビリティに欠ける。その分、主要ページのトップに、参照リンクを入れた。
  4. アクセスカウンター新設 リニューアル後は、7000番から開始する。サバをよんだわけでなく、初代「不知の森」の分も含めると、だいたいこれくらいになる。
 以上、今後ともごひいきのほど、重ねてよろしくお願い申しあげます。






  「光が届いた」 20060612

 先週、ようやくわが家にも、「光」が届いた。光ファイバーによる、インターネット接続とIP電話を、一挙に実現した。この春、NTTの116番へ申し込み、種々の手続きと工事日程の関係で、今月ようやく入ったのだ。

 月曜日の午前中、「フレッツ・光プレミアム」と「ひかり電話」の工事が無事終わり、即日使用することができた。
 工事費無料キャンペーン中で、パソコンと電話を別置したため、3,800円の室内配線料が上乗せになったけれど、電話加入料を含め7,800円で済んだ。

 「フレッツ・光」は実測値で30Mbpsあり、宣伝文句の100Mbpsに遠く及ばなかったものの、これまでのケーブルネットに比べると、2倍の速度が出ていた。使用料はほぼ同額で、単純に計算しても倍お得ということだった(ただし色々理由があって、しばらくケーブルは解約しない)。
 「ひかり電話」は電話機・電話番号をそのまま使え、通話の音質も悪くなかった。コレクトコールなど一部の電話サービスに接続できない、停電時に使用できない等の点さえ了解すれば、使用感は加入電話とほとんど変わりない。それで基本料金が500円・通話料が全国一律3分8円(税抜)なら、わが家で月額平均1,000円ほど節約できる。

 しかし、ここへ至る道は平坦でなかった。  実は、昨年5月にNTTの担当者が勧誘に来て、即座に申し込み、秋頃には入ると言っていた。ところが待てど暮らせど返事がなく、落ち葉が舞い散る季節になって、しびれを切らし問い合わせたら、回線工事が進んでいないため、12月以降になるという。その頃、今度はオーシャンなんたらという、四国のあやしい会社から勧誘があった。
 一応申し込んだところ、高岡のNTTから、
「まだお宅の付近では、回線工事が完了していないので、開通は春頃になる」
と連絡があった。

 気長でがまん強いわたくし(?)も、そろそろこめかみに青筋が浮かび、3月にまた四国のあやしい会社から勧誘があった時、ぷっつん切れて電話を叩き切った。
「NTTもしょせん悪名高きYahoo!BBと、大同小異か」
とあきらめていた矢先、家の前に「フレッツ光」の工事車が来た。奥様が気を利かし、どこに頼んだらいいか聞くと、116番に掛ければ高岡から担当者が飛んでくるという。
 これまでの経緯があり、にわかに信じられない話だった。でも4月17日に意を決し電話すると、あっさり「お話承りました」となり、後は工事日時の予約だけで済んでしまった。

 この1年の苦労は、なんだったのだろう。聞くところによると、砺波市などでは2年ほど前から導入できたという。
 「やっぱり氷見だね…」と言うことだろうか。
 けれども今さえ良ければ満足で、過ぎたことは水に流す性分(?)だから、もう昔のことは忘れ、日々快適にネット生活を営んでおります。







  「悲しいゴールデン・ウィーク」 20060506

 このごろ巷では、ゴールデン・ウィークがどうのと騒いでいる。聞くところによると、5連休だとか、会社によっては9連休だとか、言っているらしい。

 しかしわが職場では、祝日もサービスしている関係で、ゴールデン・ウィーク中も交代で出勤しなければならない。2回は当番が当たるので、今年最大で2連休という、まったく悲しい結果となってしまった。
 一日休んで二日出勤し、一日休んで一日出勤し、二日休んで一日出勤し、そして一日休むと連休も終わり、というリズムになる。このようにブツ切れの休みでは、お泊まりで旅行に行くわけにもいかず、近場で時間をつぶすしかない。当然、代休は貰えるのだけれど、これは仕事の様子を見て、合間に取らなければならず、週のまん中にぽつんと入れることになる。
 今年から保育園に行った息子と遊ぼうにも、平日彼は家におらず、お相手も願えない。

 それだけならばまだ良いが、寒かった4月の影響か、今月に入って息子がカゼをひいてしまった。
 五月五日の「子どもの日」には、彼の健康を祈り、いろいろ行事も考えていた。しかしどれもまともに実行できず、家でおとなしくしていたはずなのに、変なセキが出るようになり、夕方市民病院の時間外窓口へ走った。軽い喘息に罹っているという。
 これでもう休みがどうとか言っている場合ではなくなり、週明けまで絶対安静と決まった。

 ちなみに愚夫もなぜか喉が痛くなっており、枕を並べておとなしく寝ることにする。
 嗚呼。悲しいゴールデン・ウィークだこと。







  「入園式」 20060410

 花冷えの候、皆様方にはいかがお過ごしでしょうか。
 氷見の方はようやく桜の蕾が赤くなった程度で、開花までまだしばらくかかるだろう。それでも朝日山の登り口には、花見期間の通行止めに関する標識が立てられ、春らしい雰囲気になってきた。
 しかしこのところ、季節はずれの冷え込みでカゼが流行っており、職場でも家庭でもゴホゴホと咳き込む声が絶えない。流行に敏感なわたくしも、すかさずマスクなどのお世話になっており、もうひとつ春らしい気分にはなれないのだが…。

 ところで春といえば、入学・進学・就職・転勤等々、生活環境が大きく変わる季節だ。
 ここ数年、平穏だったわが家でも、今年はいろいろ変化があり、なんと奥様が4月からお仕事に出ることになった。それに伴い、わが息子も保育園へ上げることになり、4月4日にめでたく入園式を迎えた。
 2歳と4か月だから、未満児保育となり、幼い旅立ちに親バカな父は、本人よりも不安で、夜もおちおち眠れないほどだった。知人から、可愛い子には旅をさせろと諭され、ようやくふんぎりが付き、送り出すことができた。

 当日は快晴に恵まれ、親子そろって近所の保育園へ向かった。
 今年は例年より多く2歳児が入園し、お友達が22人もいた。案の定、入園式の最中、わが子はしんぼうできずに走り回っていたが、他にもそんな子がいたから、まあ良いだろう。いろいろ珍事はあったとしても、なんとか式を無事に終え、11時過ぎに家へ帰ってきた。

 最初の週は「ならし保育」ということで、午前中でお家へ帰れる。
 奥様の話では、毎朝保育園へあずける際に、母との別れで泣き散らしていても、お昼頃迎えに行く時は、けろっとマイペースで遊んでおり、駆けよってこない。家に帰っても普段と変わらず、けっこうたくましく適応しているらしい。
 2・3か月くらい経たないと、なかなか新しい生活は体になじまないだろうが、とりあえず拒絶反応は起こしていないようだ。ホッと胸をなでおろしている。










  「流行性感冒 その二」 20060205

 案の定、先週わが家は悲惨な境遇に陥った。
 奥様は母の強さか、丸一日寝ただけで月曜日には快復した。しかしどれだけ注意していても、もともとカゼひき体質の愚夫は、さっそくしっかりウィルスをもらい、火曜日に微熱が出だした。そこで水・木曜日と仕事を休み、なんとか金曜日に出勤できた。
 その間、幼い息子は鼻水を垂らしながらも、熱まで出ることはなく、いつも通り元気なのがせめてもの救いだった。
 「今年のカゼは、腹に来る」と聞いていたけれど、寝込んでいる間、それほど食欲が減退しなかった。微熱が続き、体がだるく、咳がひどかった。しかしいちおう熱が下がり、ふつうに動けるようになっても、食欲が戻らない。生き甲斐である晩酌すらできないとなると、後遺症は重いと見なければならない。

 実は本日、わたくしの誕生日であり、例年なら何はなくとも「特製オムライス」を作ってもらうはずだった。この場合「特製」とは、特殊な材料を使っているというものではなく、特別に何杯でもお代わりできるということを意味する。
 したがって毎年、ワインの1本も飲んだ上で、最低2〜3杯はかき込んでいたものだ。その上、最近は奥様の好意(好み?)でバースディケーキまで付いていた。まあ、明らかに過食ではあるけれど、これがわたくしの誕生日だった。
 しかし、今年はカゼの後遺症で、脂っけのものが喉を通らない。やむなく節句料理?としてオムライスの次に好きな、茶碗蒸しを作ってもらい、お茶をにごすことにした。

 もう中年の域に入ると、誕生日なんてものはそれほどめでたくない。某スーパーマン氏のように、終日「誕生苦」を悩む日とまではいかなくとも、「ああまた歳をとったな」と、むしろ感傷的になるものだ。朝の洗面所で鬢毛の白さが目に付き、自らの老いを直視したり、この先どれだけやりたい仕事ができるかと考えたり、嬉しさより憂いが先立つ。
 そうした意味で、例年ほど盛り上がらない今年の誕生日も、中年のオジサンにはむしろ年相応で良いのかもしれない。









  「流行性感冒 その一」 20060130

 インフルエンザなど大流行している今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 富山県内では、ぼちぼち学級閉鎖する小中学校が出はじめ、氷見でも市街地の某小学校が危ないと聞いている。

 わが家でも大寒の頃、年中行事のようにカゼをひく。
 今年は例年にない厳しい寒さだったので、特に注意していたが、やはり昨日、まず奥様が熱を出してダウンした。幼い息子も水ばなを垂らしており、時間の問題かと思われる。愚夫もそろそろ喉のあたりが痛くなっており、危険だ。
 それならさっさとうがいしマスクして、多めに布団かぶりぐっすり寝るのが一番だ。従って本日は、このようなしょぼい更新で失礼させていただきます。









  「リナックス(Linux) 元年」 20060101


  明けましておめでとうございます。
  今年もよろしくお願い申しあげます。

                 2006年 元旦


 久しぶりに元日の朝、快晴に恵まれた。
 このところ半月ほど、まともにお日様の顔を拝んでいない。思わぬ年越しの大雪となり、今年は正月早々、北国の方で交通事故が多発している。
 ちなみにわが愛用のパソコンも正月早々故障し、某社のHP作成ソフトがクラッシュした。その際、OSまでダメージを与えたらしく、ソフトを入れ直してもなかなか復旧しなかった。
 これは悪戦苦闘の末、なんとか元の状態に戻せたけれど、しかしつくづく考えたら、たかだかソフトが一つ潰れただけで、なぜOSまでやられるのだろう。「 Windows」の脆弱さに、ほとほと愛想が尽きてしまう。それでも「 Windows」しか使えない間は、まだなんとか我慢して来たが、そろそろ限界になってきた。
 まあ潮時だろう、ということで今年から「Linux」を始めることにした。

 実は昨年11月25日に、「Turbolinux」の新しいバージョンである「 FUJI」が発売された。
 この「Turbolinux FUJI」とは、国産の代表的な「Linuxディストリビューション」※で、「Windowsとの互換性をはかりつつ、リナックスの特長である優れた安全性、安定性、強力なネットワーク機能を継承し、最先端の日本語環境を備えた、日本発の標準デスクトップ・リナックス」(「Turbolinux」 HPより)らしい。
MS−Word・ Excel等と互換性があり、「 ATOK for Linux」が標準搭載され、総合オフィスソフトの「StarSuite 8」まで付いている上、 MS製品と比べ、非常に安価だった。一度試してみる価値はじゅうぶんにある。
 そこでかれこれひと月ほど試用してみて、ようやく近頃慣れてきた。「 Windows」に慣らされてきた者にとって、少々違和感があるのは仕方ないけれど、機能的にはうたい文句通り、まったく遜色ない。非常に堅固で安定しており、操作性も悪くない。ただ正直言って、使い勝手の良さでは、やはり「 Windows」の方が上だろう。しかしこれには、上に書いたような脆弱性があり、ウィルスにも感染しやすく、安全性では「 Linux」の方がはるかに優れている。「 Turbolinux」が後数回バージョンアップすれば、操作性でも「Windows」とそれほど変わらなくなるだろう。
 数少ない国産の OSだけに、ぜひがんばってもらいたい。

 しかし今回から、拙サイトを「 Linux」で更新するようにしたのはいいが、慣れないソフトのお勉強が追いつかず、頭を抱えている。細かいレイアウトが思うようにならず、どうしても見苦しい箇所が残ってしまう。
 しばらくご迷惑をおかけするかも知れませんが、なにとぞご容赦ねがいます。

※「ディストリビューション」 →「ウィキペディア(Wikipedia」より
Linuxカーネルを中心に構成された GNU/Linuxオペレーティングシステムを、専門家ではなくとも導入(インストール)したり、利用できる形にまとめ上げたもの(頒布形態)を、Linuxディストリビューションと呼ぶ。