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徒 然 雑 記 2013
ライン・ペン




  ペン   「欅ひとりぶん」 20131028

 7月はじめ頃、山中漆器の「欅ひとりぶん」を購入した。
 6月末に楽天の「designshop」へ発注したら、納品まで30日ほどかかるとのことだった。それが数日で届いて、ちょっとびっくりした。
 永平寺の応量器を製作している「たに屋」が、一般向けに販売している漆器で、グッドデザイン賞・ロングライフデザイン賞を受賞し、雑誌「サライ」(小学館)でも紹介された。

「designshop」 欅ひとりぶん
(永平寺の応量器と同じ工房)
-これ一つで一汁三菜を盛り付けられるコンパクトな器一式
僧侶が持ち歩く器をヒントに、山中漆器ならではの木地を挽く技術の高さがあってこそ実現した、6つの器がとてもお行儀よく納まった、ひとりぶんの器一式です。
丈夫な欅を素材に木地の表情を生かす素朴な拭漆仕上げで、普段使いにもおすすめです。
茶托も他と同様の仕上げなので、もちろん器としてもお使いいただけます。
1993年グッドデザイン賞受賞。のちにロングライフデザイン賞も受賞。
<内容>飯椀、汁椀、小鉢2種(深/浅)、茶托、小皿
¥15120 寸法:ϕ120mm×100mm(全体)
素材:欅(けやき)、漆/仕上げ:拭漆


【拭漆の色つやがうれしい「欅ひとりぶん」】

 この春、職場でちょっとめんどうな仕事があって、5月〜7月の間、いろいろと苦労した。それが一段落し、夏のボーナスも出たので、自分へのご褒美に思い切って購入した。
 期待通りの色つやで、手ざわりもよく、一目で気に入った。
 ただ具だくさんの味噌汁が好きな自分には、汁椀がちょっと小さい。2012年12月に買った、愛用の「木製汁椀」(多用・無地 ¥910)も、そのまま使うことにした。これに「欅ひとりぶん」が、すっぽりと誂えたように納まり、使い勝手が良い。
 漆器なので食洗機は使えず、食後に器は自分で洗わなければならない。でもまあそれは、お気に入りの食器を使った時、いつもしていることなので、さほど苦にはならない。
 「欅ひとりぶん」を買ってから、以前より少々贅沢な気分で、毎晩ゆったり食事を楽しんでいる。いつもついつい早食いしてしまう傾向があるので、食習慣の改善に効果があった。
 さらにこの夏から秋にかけて、ほんの少しずつだけど、体重が減って来ている。もしかするといくらか、ダイエットの効果も、あったのかもしれない。…(笑)







  ペン  「池の補修」 20130707

 昨日、関東方面で、早々と梅雨が開けたらしい。しかし七夕の今日、北陸では、あいにく朝から雨が降っている。
 ただもう息子も大きくなって、子供だましの行事には、関心を示さなくなった。パソコンやDSなどで、好きなゲームに没頭しており、また友達とも遊ばなければならない。あまり親には、かまってもらわなくてもいいらしい。

 そんな彼をだましつつ、5月末の休日、親子3人総出で、池の補修を敢行した。
 2007年3月の能登半島地震でひび割れ、年々穴が大きくなって、水が大半抜けていた。今年の春、庭木に散布した殺虫剤のせいか、鯉も鮒も全滅している。暖かくなって、ボウフラの湧く危険性が高くなり、速やかに直す必要があった。
 あれこれ考えた末、発泡ウレタン・接着パテ等をホームセンターで買ってきて、コンクリートの穴を塞ぐ。2時間ほどで、ようやく作業が完了した。乾燥させるため一晩置き、明日水を張ることにする。
 しかしこの、発泡ウレタンには参ってしまった。はじめて使うため勝手が分からず、じかに指で形を整えた。手についたウレタンを、石鹸で洗っても、なかなか取れない。入浴中に、いろいろしつこく洗ってもだめだった。まあ、三日は取れないかも… (涙)。
 以後めったにこんなものを、使うこともないだろうが、次は使い捨てのビニール手袋を、かならず用意しておかなければならない。

《後日談》
 補修後、一週間ほど様子をみた。残念ながら、目につかない場所で、水漏れしているらしく、一日に5cmほど水位が下がる。
 でもまあ、時々水を足してやれば、なんとか魚も棲めそうだ。後で安い鯉を何匹か買ってきて、入れることにした。


※写真に3か所ある、白い部分が補修跡(iPhone5で撮影)。







  ペン  「PENTAX K-30」 20130513

 昨年6月29日に発売された「PENTAX K-30」が、オーダーカラー(15色から選べる)でも、実売5万円を切るようになった。これ以上、極端に値段が落ちることもないだろうと、昨年度末の3月13日(水)午前7時、思いきって「Amazon」へ発注した。
Amazon.com Int'l Sales, Inc.が販売
お届け予定日:木曜日, 2013/03/28
* PENTAX デジタル一眼レフ K-30ボディ シルキーシルバー
 (受注生産約2週間)  K-30BODY S-SL
 配送料および手数料:¥ 0
 税抜き:¥ 43,978
 消費税:¥2,199
 合 計:¥ 46,177
 愛機の「PENTAX K-7」は2009年11月3日に、108,000円で購入した。「ドックイヤー」と呼ばれるIT製品で、3年半も経過している。
 「PENTAX」の一眼レフでも、「K-5」と「K-5Ⅱ」を涙ながらに見送って、実に久しぶりのカメラ購入だった。
 機材を含めても2011年3月に中古で、「PENTAX DA18-135mm」(ネットオフ・マーケティング株式会社 46,980円)を買って以来のことだ。かれこれ2年は、カメラ関係で出費していない。よくがまんしたものだと、自分をほめてあげよう。(笑)

 オーダーカラーは、通常でも注文してから納品まで、約2週間ほどかかる。この時期、発送にやや日数を要し、納品予定が4月中頃だった。ところが実際は幸いにも、予想より早く3月28日(木)に、無事拙宅へ届いた。
 「K-30」の評判は上々で、
「値段はエントリー機、機能は中級機で、コスパ最強の一眼レフ」
と言われている。通常は中級機以上にしか搭載されないデュアルダイヤルがあり、光学ファインダーは視野率100%・倍率0.92という高性能で、防塵防滴構造を持ち、単3電池にも対応している。

 これでまるひと月ほど「K-30」を使い、ようやく手になじんできた。「K-7」と念願の2台体制ができ、撮影の幅が広がった。
 ふだんは軽くて取り回しやすい「K-30」に、「DA18-135mm」を付けっぱなしで使う。気合いを入れて撮影する時は、「K-7」に望遠レンズや単焦点レンズを付け、2台でじっくりシャッターチャンスを狙う。
 「K-30」は「K-7」より高感度特性に優れ、オートでISOを少し上げておけば(100〜3200程度)、室内など暗い場所でシャッターを切っても、ほとんど手ぶれしない。画質でもISO6400までなら、パソコンで等倍に拡大しても、それほど粒子が荒れたようには見えない。
 しかしこれほど高性能でありながら、レンズ1本より値段が安いとは、デジカメの世界もつくづく不思議だ。
   【いぶし銀の「K-30」】

《主要カタログデータ》
撮像素子 種類:CMOS、サイズ:23.7×15.7mm
有効画素数 約1628万画素 総画素数 約1649万画素
ダストリムーバル 撮像素子駆動およびSPコーティング
感度(標準出力感度) AUTO100~12800、カスタム設定により拡張ISO100~25600使用可能
手ぶれ補正 撮像素子シフト
ファインダー ペンタプリズム 視野率約100% 倍率約0.92×
画像モニター TFTカラーLCD、広視野角タイプ 3.0型 約92.1万ドット

AFエリア 5点オート、11点オート、セレクト、スポット
測光方式 TTL開放77分割測光、分割測光/中央重点/スポット
シャッタースピード 1/6000秒~30秒 連続撮影 約6.0コマ/秒(JPEG、連続Hi時)
ダイナミックレンジ設定 ハイライト補正、シャドー補正
レンズ収差補正 ディストーション補正、倍率色収差補正
HDR撮影 オート、HDR1、HDR2、HDR3、自動位置調整可、振り幅設定
多重露出 撮影回数2~9回、自動露出調整
自動水平補正 SRオン時:最大1度まで補正可能、SRオフ時:最大1.5度まで補正可能
構図微調整 上下左右シフト調整範囲±1mm(回転時は±0.5mm)、回転調整範囲±1度
電子水準器 ファインダー内表示(水平方向のみ)、画像モニター表示(水平 あおり方向あり)
カスタムイメージ 鮮やか、ナチュラル、人物、風景、雅(MIYABI)、ポップチューン、ほのか、銀残し、リバーサルフィルム、モノトーン、クロスプロセス
デジタルフィルター モノトーン、色抽出、トイカメラ、レトロ、ハイコントラスト、シェーディング、ネガポジ反転、カラー、ドラマチックアート、デッサン、水彩画、パステル、ポスタリゼーション、ミニチュア、ソフト、クロス、フィッシュアイ、スリム、ベースメイク
使用電池 充電式リチウムイオンバッテリー D-LI109
単3形電池ホルダー D-BH109(別売) 単3形電池4本使用
外形寸法 約128.5mm(幅)×96.5mm(高)×71.5mm(厚)
質量 約650g(専用電池、SDカード付き)、約590g(本体のみ)
※防塵・防滴構造 81カ所にシーリング 耐寒性能 -10℃まで動作保証






  ペン  「謹賀新年」 20130101


   あけまして
   おめでとうございます。
  今年もよろしく
   お願い申しあげます。

     2013年元旦



※【光琳略画より】→